Serenita

感情の消化。

【世界一周】#6大好きな人たちに会いに行く旅 〜ロンドン編②〜

今回の記事の大枠(大文字部分)

羽田→シンガポール→ロンドン→ブリュッセルアムステルダムブリュッセルロンドンバルセロナマドリードパナマ→アルバ→キュラソー→アルバ→パナマ→ヒューストン→ダラス・フォートワース→ロサンゼルス→成田

 

 

グリニッジ天文台

次の日の朝、グリニッジにある天文台まで行くことにした。前回のブログで「ザ・ロンドンみたいな所にはすでに昔行ったことがあるので行かない」的なことを書いたが、グリニッジ天文台には行ったことがなかった。(ここが「ザ・ロンドン」な場所なのかは不明だが。)ロンドンに来たら本初子午線を跨ぎたいと思っていた。

 

ロンドンバスの2階部分に乗り、30分以上かかった気がする。安定に全て友達が案内してくれるので何もしていない。途中でバスの行き先が変更になったり、色々大変だった記憶がある。しかもそれがロンドンの日常なのかと思っていたら、友達曰く、彼女ですらまだ数回しか遭遇したことがないらしい。「君、かなり運悪いよ」と言われた。(伏線)

魔女宅に出てきそうなパン屋があった。

あと、ロンドンバスの2階部分に行くためには階段を登るのだが、結構急で危険だと思う。混んでいるので現地の人はみんな2階を利用するけど、いつ転落事故が起きてもおかしくない…。もちろん名物すぎるので、2階部分をなくすことはできないだろうが。

 

グリニッジの広大な広場(?)を歩き、急な坂を登り、ようやく到着。さて、本初子午線はどこどこ〜〜〜?と思ったら、本初子午線を跨ぐ写真が撮れる場所は課金した中だということが判明した。肝心なところは課金制にしてくるイギリスさん(前日のロゼッタストーンの件が忘れられない)。せっかく来たのでチケットに課金した。公式サイトによると16£となっているが、学生価格の10£(1615円)で入れてもらえた。(しかも今見ると4/1から18£に値上げするらしい。全世界値上げの時代。)

この広大な公園?広場?結構気が遠くなる…

この日の大優勝わんちゃん。リードを付けずに歩いているわんちゃんが沢山いた。

入ってすぐにお目当の線があり、念願の東経と西経に足を片足ずつ置いた写真を撮ることができた。ここにも沢山日本人がいたので、もちろん話しかけてベスフレとのツーショを撮ってもらった。すでに目標が達成され、その先にある博物館は半分どうでも良くなっていたが、インスタ目的の旅をしている学がない女には見られたくないので、一応真面目に説明を読む。そもそも天文学の専門用語が多いため、普通の英語力ではどうにもならない。ベスフレは写真で翻訳できるアプリを使っていたが、私はこの時すでにかなり体がだるく、鼻水も止まらないので完全に読んでいるフリ。

この写真の価値10£也。

一応本初子午線は英語で「The meridian line」という。赤道「Equator」よりも使わない単語。多分この先の人生でもなかなか出てこないだろう。

課金しないとここまでしかいけない。

あと、私が完全にイギリスよりアメリカ通だからか、なんちゃら天文台といえば「ララランド」のロケ地にもなったLAのグリフィス天文台しか頭に浮かばない…。両方「グリ」なのも混乱の元。(中学生の頃、このベスフレが「イギリス好き代表」、私が「アメリカ好き代表」みたいなキャラでよくバチバチしてた。あれから8年。本当にイギリス行きを叶えたってすごいなあ。)

この数日前、妹がLAのグリフィス天文台に行っていたので一応こちらもあげておこう。

バッキンガム宮殿

その後確かバス停に行ったけど、次のバスがだいぶ後だったので、電車に乗って中心部まで行った。再び広大な広場(?)を通り、バッキンガム宮殿の前へ。昔来たことがあったけど、ちょうど何かイベントがあったのか、人が多すぎて目の前まで行けなかった記憶がある。今回は目の前まで行き、再び写真を撮ってもらう日本人を探す。しかしなぜかなかなか見当たらず、妥協して近くにいた中東系なカップルに撮ってもらった。結果、上のユニオンジャックが切れていたが、まあ良しとしよう。

カットされたユニオンジャック

カフェ活 in ロンドン 

続いて私が行きたかったイングリッシュブレックファーストが食べられるお店へ。お店に着いたのがすでに12時半を過ぎていたせいで、朝食メニューは終わっていた(運悪い)。まあ、店内めちゃくちゃ可愛いし、ココアとサンドイッチのセットも美味しかった(1916円)。日本人も何組かいた。何かの口コミで、店員さんの対応が良くないとか書いてあったけど、普通に優しかった。

多分結構有名

そのあとロンドンでショッピングするならここ!!というオックスフォードストリートへ。ベスフレの言う通りなんでもあった。愛用する「The Body Shop」はイギリスのブランドのため、安いかな〜という感覚で行ってみたら安かった。しかも日本では会員だけど、イギリスでは会員ではないので、入会で15% オフにもなった。日本で6500円するクリームを24.65£=4003円で購入。

 

それからトイレ探しに翻弄し、色々お店を見たあとまた別なカフェへ行った。このカフェ、ベスフレの「推し」が行ってたとかいう理由で連れて行かれたのだが、後々調べると、ロンドン最古のカフェだった。創業は1871年パリ・コミューンの亡命者の方が開いたらしい。店の外まで行列だけど、店内は狭そうに見えて隣の建物も貸し切っているので席数はかなり多いと思う。

見た目も中も本当に可愛いで溢れていた。

並んでいる時から店員さんが、メインの建物から隣の建物まで注文を運んでいるのが見える。次から次へと客は来るし、オーダーされるだろうから本当に大変そう。まず行列の先でオーダーをして、店内を利用するか聞かれ、店内と言うと席に案内してもらえる。私たちの時はこの店のオーナーのおばあちゃんがオーダーを取ってくれた。「おばあちゃん」というのは恐れ多いか…。途中で白人の美女のお姉さんに「このマダムたちの注文を受けてくれない?」と言いポジション交代。「マダム」という呼び方に高貴な印象を受けた。とりあえず私はイチゴのレアチーズケーキとココア(1615円)。ベスフレはスコーンと紅茶という「ザ・英国」な注文をしていた。

この旅、アフタヌーンティーは逃したけど、次ロンドンに行ってもここに来ると思う。

この途中で代わった白人のお姉さんもめちゃくちゃ優しくて、席まで案内した後も、「他に何もいらない?」と聞き、大丈夫だと伝えると「Perfect!」と最強の笑顔。何を言っても笑顔の対応で本当に感動した。接客業のお手本すぎる。他にいた3人の男性店員さんも「イケメン」、「マッチョ」、「陽キャ」と勝手にキャラ分けをした私たち。こんなに混んでいるのにあの笑顔の接客はただただ尊敬。(飲食店員を前やっていたけど、理不尽に怒られてイライラしかしてなかった私には絶対一生真似できない。)

 

ケーキもスコーンもものすごく美味しくて、日本人に絶対ウケる味だった。オックスフォードストリートから少し横に入った通りにある「Maison Bertaux」というカフェ。ロンドンに行くなら絶対行った方が良いです。

www.maisonbertaux.com

 

そのあと持って来るのを忘れた手鏡を買い、熱っぽさもあったので風邪薬を買いに薬局へ行った。これもベスフレが調べてくれて、16カプセル入って4.5£の「LEMSIP」という薬をチョイス。セルフレジだったが、薬品は店員さんを呼び出して買う必要がある。何も聞かれないけど。最後に大手スーパーM&Sでイギリス最後のお土産を見て、夜ごはんの材料を買って帰宅。

 

この日は味噌汁に焼き鮭、サラダにおにぎりというまたまたロンドン生活とは思えない日本食QOLを高めた。

このクオリティ。

海外の薬

ロンドンもブリュッセルアムステルダムもとても寒かったこともあり、寒気と倦怠感があったが完全に旅の疲れで風邪を引いたと思い込んでいた。「LEMSIP」を1錠飲み、様子を見ることに。なぜ海外の薬って、あんなすごい色なのだろうか…。しかも結構カプセルが大きいので、なかなか横の状態で喉を通る気がしない…。以前書いたけど、私は高校生の時、パナマデング熱に感染し、その時にホストマザーがその辺で見つけてきたオレンジと灰色のカプセル薬がトラウマで、海外の薬を信用できない。「今回はイギリスなので信用しよう」と腹を括った。海外(少なくとも英語圏)で薬を買う時に、薬の箱に書いてあることくらいはしっかり理解できるようになりたい。まだまだ語彙力が足りないと実感した。旅行記が終わったらブログでもまた医療英語の勉強を再開したい。

辛い辛い。この色、このサイズ。。。

さて、この次の日からスペイン編へ。もう読むのに飽きてきたかもしれないですが、スペイン編ほど簡単に流せる部分はないと宣言します。なぜなら具合が悪くてホテルでお篭りだったから☆そこを書き上げたらいよいよ事件しかないラテンアメリカ編(この旅のハイライト)☆☆☆