Serenita

感情の消化。

【世界一周】#7大好きな人たちに会いに行く旅 〜ロンドン→スペイン編①〜

今回の記事の大枠(大文字部分)

羽田→シンガポール→ロンドン→ブリュッセルアムステルダムブリュッセルロンドン→バルセロナマドリードパナマ→アルバ→キュラソー→アルバ→パナマ→ヒューストン→ダラス・フォートワース→ロサンゼルス→成田

 

ということで今回からスペイン編。スペインには3泊4日滞在する。そもそもベスフレと「ロンドンと他どこかヨーロッパ旅行したいね」という話をしていて、安かったのがスペイン。私が大好きな国がスペイン。しかもパナマシティまで直行便がある。ということで半ば強引に即決スペイン。

ガトウィックまでの道のり

ロンドンには6つも空港があるのだが、今回はヒースローに次ぐ規模を誇るガトウィック空港から飛ぶ。全てベスフレが手配してくれたので、ほぼ何も考えることなく気づいたら空港に到着していた。(人任せなやつ。)

 

まず寮までUberのイギリス版みたいなアプリで車を呼んだのだが、ベスフレが寮の部屋から設定したおかげで、寮の入り口に車が来てくれず(ベスフレを責めてはいない)。さすがに荷物が重すぎて車の位置まで行けないので、私がドライバーに電話をかけることに。しかし何度かけても出ないドライバー。仕方がないので重い(本当にやばい)荷物を持って、車がいるあたりまでこっちが移動を強いられ、すでに私は死にかけ。「Hi」と声をかけるとわりと感じの良いおじさんだった(が、電話に出ろや)。

 

そのおじさんの運転でキングスクロス駅まで行き、そこから電車に乗った。車を降りるとき、「星5評価よろしくね!」と釘を刺された。(電話に出てたら星5だわ。)

 

さらに乗る予定だったガトウィック空港へ行く快速電車がかなり遅延しており、待っていたら2時間前に空港に着かない予感がしたので各停に乗ることにした。この各停電車もかなり時間がかかったが、なんとかガトウィックに到着。ロンドンの空港遠い…。

途中田舎すぎて、「次の駅はホームが短いのでこの車両からは降りられません」の表示。日本もこれくらいのやる気で良いのでは、と思った。(そういうところがすでに存在しているかもだけど。)

斜め後ろがパリピの2時間

私たちは今回スペインのLCC、ヴエリング航空を利用し、荷物に課金してバルセロナまで片道1万7848円だった。ヴエリング航空はアプリで事前チェックインができるが、日本のパスポートは取扱外らしく、2つしか窓口がないカウンターに並ぶことになった。すでに並んでいた人たちはどこの国のパスポートなのか知らないが、荷物も家族も多く時間がかかっていた。まあそれでも無事チェックインし、免税エリアでベリーアサイーなんちゃらのスタバを買い、信じられないくらい遠いトイレに並ぶ時間もあり、ゲートへ。

 

すでにゲートにはスペイン人らしき陽キャピーポーが。この寒さで半袖。学校で来ているのか学生と先生という関係のような集団もいて、しかもその中には英語がペラペラなアジア系のグループもいた。気になってパスポートを見たら(見えた)香港人だった。だからイギリス…?英語…?…国籍が分かっても色々分からないことは尽きない(当たり前)。

 

バルセロナまでは2時間くらいで着く。スペインはどこまで行っても快晴でほぼ揺れることもなく、ピレネー山脈の雪が本当に綺麗で穏やかなフライト…と言いたいところだったけど、そういえば斜め後ろに乗っていたスペイン人陽キャグループにより、機内パーティーが開かれていたため、何も穏やかではなかった。ウェルカムトゥースペイン。

穏やかなフライトのように見えてパーリーフライト。もう日差しの量が違う…。ピレネー山脈は本当に綺麗だった!!

スペインは地図で見ると明らかにイギリスよりも西にあるように見えるので、スペインの方がロンドンよりも時間が遅いように見えるのだが、実際はスペインの方がイギリスよりも1時間早いという不思議な感覚。2時間のフライトに1時間の時差が追加され、着いたらすでに16時。

 

3回目のスペイン

ちなみにバルセロナに来るのは3回目で、前に来たのは3年前だから流石になんとなく覚えている。Renfeという国鉄がスペインにはあり、それで中心のサンツ駅まで移動する。空港の駅はターミナル2としか繋がっていないのでT1に着いた私たちは移動が必要だが、その途中が従業員の裏口通路?みたいなレベル…というくだりは3年前も書いたからやめよう(笑)(てかT2に着く航空会社どこよ(笑) かなり距離あるのに絶対T1にしか着かなくて毎回移動。)

 

空港駅に着き、機械が現金のみだったので窓口に行こうとすると、ちょうど着いた電車から降りて来た女の子に声をかけられた。「まだこの切符使えるからよかったら使って〜」と、説明は全てスペイン語だったがメトロの回数券をくれた。ええありがとうすぎる〜!!早速スペイン好きだ〜と心に噛み締めながら、窓口のおばさんにサンツまでの切符をお願いし、3番目で降りるのよ〜と教えてもらった。親指と人差し指で輪っかを作る、OKサインみたいな「3」だった。切符の改札の通し方が分からなかったけど、隣にいた掃除のおじさんが教えてくれた。みんなが優しい、ウェルカムトゥースペイン。

 

豪華ホテル

私たちはほぼサンツ駅直結のホテルに泊まる。サンツ駅はスペイン各所への高速鉄道や電車が出ている大きくて便利な駅だが、中心部にはそこまで近くないので便利さを侮っていた。まずサンツについた時点でヘトヘト(荷物が重い病人)。ほぼ直結のホテルはどこ!!と探し、最初こそ場所を見つけるのに時間がかかるが、1回分かってしまえば問題ない。チェックインをするときに宿泊税22.80€(3303円)がかかった。

 

荷物を置きに部屋に行くと、(私たちの旅では)信じられないくらい豪華なホテルで感動。大きなガラス張りの窓からサンツ駅周辺の交通が見え、真っ直ぐな大通りを辿るとその先にサグラダファミリアが見える。3泊で1人2万円弱のホテルには思えない…。予約したのがちょうどブラックフライデーで値下げしているときだったから、そのせいかも…?とりあえず今度からバルセロナはこのホテル一択です。そして友達の寮以外ずっとホステルに泊まった私にとって、この旅唯一のホテル。

目をこらすとサグラダファミリアが…。実際は写真より大きく見えた。

バルセロネータでパエージャを

日は沈んでしまったけど、ご飯を食べに行こうとなり、メトロでバルセロネータという海沿いの場所に行った。このときに空港でスペインガールからもらった回数券を使ってみたのだが、全く通れなかった。おそらく全て使い切ってあったのだと思う。ウェルカムトゥースペイン。

 

私は昔バルセロネータに来たことがあったが、暗くて全然分からず思い出せもしない。パエージャが食べられる場所をグーグルマップで探してテキトーに入ってみた。ドアが工事中のお店で、しかも途中で団体客のために席を移動させられたが、全然良い店だった。私たちは季節のトマトのサラダ(?)とイカ墨のパエージャを頼んだのだが、さすが美味しかった。季節のトマトが今は黒いトマトで、茄子かと思うくらい黒く、後日実際にスーパーでも発見した。

スペイン

後日発見した黒いトマト。

帰りにサンツ駅の近くのスペイン大手スーパー、メルカドーナで生ハム、ガーリックブレッド、チーズを購入し、部屋で二次会を開いた私たち。ベッドの上で使う机まであったから…。

ホテルで二次会。

スペインで愛用のメルカドーナ❤︎

この次の日が一番寝込んでた日…。流石の私でもそこまで長文は書けないはず☆