Serenita

感情の消化。

【世界一周】#8大好きな人たちに会いに行く旅 〜スペイン編②〜

今回の記事の大枠(大文字部分)

羽田→シンガポール→ロンドン→ブリュッセルアムステルダムブリュッセル→ロンドン→バルセロナマドリードパナマ→アルバ→キュラソー→アルバ→パナマ→ヒューストン→ダラス・フォートワース→ロサンゼルス→成田

 

さてさて、まさにこの日。朝起きると喉が痛かったのでここでようやくコロナを疑った。一応持参していた抗原検査をするとしっかり陽性。私が一番最初に風邪っぽさを感じたのは、ベルギー初日の夜のため、考えてみるともうすでに発症からかなりの時間が経過している…。日本でコロナに感染したことがなかったこと、あのえぐい色のカプセル薬が効いていたおかげか、症状がひどくなかったこと、一緒に旅していたベスフレが永遠に元気だったこと、この3点のせいで本気でコロナだとは思わなかった…。(この先もベスフレは発症しなかった。)

しっかり陽性。

発症して1週間ほど経過しているため、感染力はほぼないと思われた(たぶん。)。この日は屋外であり、チケットを事前に買っていたグエル公園にのみ行くことにした(10€=1438円)。初めてバルセロナに来た時は園内まで入らず、前回はチケットを持っていたにも関わらず、パンデミックで行くことができなかったので、3年越しのリベンジ。(半分死んでるけど。)

 

グエル公園までの道のりがほぼ登山とは知らず、流石に死にそうになりながら裏の入り口まで登った。道の両脇の家はどの家も窓からカタルーニャの州旗を垂らしていた。バルセロナカタルーニャ州に位置し、カタルーニャはスペインからの独立を求めている地域である。スペイン語はもちろん通じるが、カタルーニャ語での表記も多く、アナウンスもカタルーニャ語が1番最初に流れたりする。ほぼスペイン語だと思われがちだが、意外と違うのでスペイン語学習者にとって理解は難しい。

 

グエル公園まで登山して安心したのも束の間。公園内もかなり広い。場所によっては再度登山。インスタグラマーぽいモデル気取りの白人女子、アジア人女子が必死に写真を撮っていたり、世界中からの観光客でかなり混んでいた。もちろん私たちはここでも日本人女子旅の2人組に話しかけ、写真をお願いする。(やっぱり写真は日本人女子しか勝たん。)この写真、私もちゃんと笑っているのだが、そんな顔できたんだって思うくらいのだるさで中身は死んでいた。

この景色好き…。

。。。

世界中のグラマーで賑わう。


グエル公園に入るという目標が達成されて満足。行くまでが登山の代わりに、園内から眺めるバルセロナの街は個人的にすごく好き。前ブログに書いたけど、「地元とは別に、住みたいと思えるほど好きな街があるって良いなあ。」って思っていた。あの時は思い付かなかったけど、そういえばバルセロナ、スペインは私にとってそんな街だなあと思った。スーパーで飲み物とプリンを買い、私はホテルに帰った。もちろん1人行動好きなベスフレは1人でバルセロナ観光。

ベスフレから送られてきた。

プリンを買った「Ametller Origen」はバルセロナで有名なオーガニック系スーパーらしい。

ホテルに帰宅した私は昨日の生ハムを食べたり、スマホをしたりテレビを見たり。あ、プリンすごく美味しかった。でもホテルから見えるサグラダファミリアに行けないのはしんどい。。。ホテルから見える夕日が何よりも辛かった。

ユーロニュースというチャンネルがあり、現在15ヶ国語で放送されているらしい。右上の時刻が定期的に放送されている国の時刻に変わるのがおもしろい。

このホテルにはバスタブが付いていたので、1人で入浴。この入浴でだいぶ倦怠感が取れ、気分も変わり結構楽になった。ベスフレが帰ってくる時間に合わせ、例のメルカドーナで待ち合わせて一緒に買い物しようか?と言う話にもなったが、彼女が全部買ってきてくれるということで、夜ごはんは電話越しに選んだ。

 

まずスペインといえばスパニッシュオムレツということで、オムレツ。それからパエージャ。オムレツもパエージャも色々な味があり、ラベルは全てカタルーニャ語表記。ベスフレが「スペイン語だから分かるでしょ」的な圧をかけてきたけど、カタルーニャ語だから本当に分からない。Google翻訳様様。

メルカドーナはなんでもあるし美味しい。

それとなぜか食べたいと思ったカットパインをお願いしたのだが、カットがないらしく、代わりにホールのスライスパインが購入された。

 

ロンドンで買った薬がなくなりそうになっていたので、ベスフレに薬局に行ってもらい、薬を買ってきてもらった。スペインでは薬局で薬を買う場合薬剤師に症状を伝えることで症状に合う薬を買うことができる。これもまたすごい色のカプセル薬だった。まあもう慣れたけど。

新入り。

ベッドの上のテーブルで食べる夜ごはん2日目。とても豪華にスペインを満喫できているのは全部ベスフレのおかげ。本当に感謝している。

 

スペイン2日目が終わった。