Serenita

感情の消化。

また1から書いてみる。今のこと。

めちゃくちゃ久しぶりに文章を書きたくて、ステッカーがベタベタ貼られた相棒歴6年のMacをカタカタすることにした。前から私のつぶやき(とは言えない長文)を読んでくれていた方には申し訳ないが、これからはこのページに私の日常を詰め込んでいこうと思う。

 

なぜ今までのページを使わなくなったかというと、実はあの中にアクセス数が抜きん出ている記事があり、「バズった」とまでは言えないが、放置しているだけなのに毎日それなりに読まれている記事がある。そうなると私が文字にして残したいと思ったことを気軽に書けなくなってしまった。

 

私のブログは開設当初、旅行記をメインにするつもりだったが、コロナで海外に行けなくなったことに加え、旅行記に限らず、なんでも書いて文字にして気持ちを消化していくことの良さに気付き、テーマがバラバラになっていってしまった。「ブログのテーマを決める」という当然と言えば当然の原則を見事に破っていたわけだが、これからはこのページに日々の出来事を詰め込んでいこうと思う。

 

 

雨ばかり降っていた4月、暑くなってきた5月が終わり、気付けば6月も半分をすぎた。

 

もしかしたら私が今何をしているのか知らない人もいるかもしれないので、一応現状を簡単に書くと、私は3月に4年制大学を卒業した。就職はしなかった。今私は看護学生をしている。

 

遡ること昨年の某日、入試を突破し、希望叶って今通っている学校に進学した。比較的短期間で国試の受験資格を得られるという効率的なカリキュラムが特徴の学校。しかしその分ハードなスケジュールである。ほぼ毎日朝から夕方まで授業があり、技術テスト前は放課後や昼休みにも練習を繰り返す。

 

一見充実した毎日を過ごしているように見えるが、最初はしんどかった。

 

友人に会うたびに、「どう?学校。」と言われ、「大変…?大変なんてもんじゃ…」と発狂したくなるのを抑えていた。去年合格を手にして喜んでいた私は、こんな毎日を想像していただろうか、と思うほど苦しい時期があった。

 

好きなこととやりたいことは異なるのかもしれない。

 

確かに私は、今勉強していることを活かした職業に就きたい。でも実際に学んでみると思っていた感覚とは違う部分も多い。学んでいることが好きになれない。楽しいと思えない。それがなによりもしんどいと思った。

 

今勉強していることは全て将来の職業に直結する。だからとてもpracticalに感じる。前の大学で学んでいたこととは180度異なる世界。この知識、この先の人生でいつ使うんだろう、もう一生この情報の引き出しは開けられないかもしれない、みたいな豆知識をひたすら学んでいた前大学での4年間がとてつもなく恋しい。人生において無意味なことほど贅沢なことはない、と誰かが言ってたっけ。今その意味が突き刺さるほどよく分かった。(単に生粋の文系人間というだけかもしれないが。)

 

もし進学しないで働くことにしていたとしても、きっと毎日朝から夜まで仕事なんだから頑張らねば、と思ったが、社会人になれば夜遅くまで勉強する必要はきっとない(と勝手に決めつけて申し訳ない。働いていればいるで日々勉強することだらけなのだと理解している。)。学生がきついのは、授業が終わった後も夜遅くまで机に向かい続けなければならないところ。土日は心行くまで遊んで気分転換、とはいかず、課題がしっかりと待ち受けている。定期的に何かしらのテストもやってくる。

 

そのほかにも色々あって、だから最初はしんどかった。就職すれば良かったんじゃないかって、後悔の毎日だった。タイムマシーンがあって、1年前の私に会えるなら、その道は間違ってるから!!!って頭に刻み込んでやるって思った。こんなにテクノロジーが発展した世の中なんだから、1年前の自分に会うことくらい明日にでもできるようになるんじゃないかって本気で考えるようになっていた。

 

でも後悔ばかりしていても仕方がない。正しい道とか、間違っている道とかないんだって、もう今までの人生で何回も思ったことじゃないか。選んだ道を正しくしていくしかないし、全部結局結果論なんだから。

 

絶対とは言い切れないけれど、きっと前みたいに退学することはしない。今やめてしまったら、負けたみたいで悔しいから。他の人にはできたことが私にはできないのが悔しい。それに私は結局真面目だから、これだけレールをはみ出してきても、なんだかんだ引かれたレールからはみ出す幅は最小限にしておきたい。だからどれだけ辞めたいと言っても辞めない、諦めない。

 

6月になり、今は少しずつだけど後悔する回数が減ってきている。慣れもあるのかもしれない。昨日まではできなかった何かができるようになる喜び、テストや演習での成功体験、そして共に学び、苦しみを共有する仲間が私を支えている。

 

あ、それから週末に会ってくれる、今までの人生で出会ってきた大切な人たちにも救われている。(ありがとう、大好きです❤︎)

 

来年の今頃の私も、再来年の今頃の私も、どこで何をしているのか想像すらすることができない。そして必死に演習を乗り越えた今日を思い出しながら、何を思うのだろう。でもそうやって、自分の将来を考えることが自分でも楽しみだったりする。

 

何歳になっても、自分で自分の将来を楽しみに思える人生を送っていきたい。

 

もうすぐ24歳。人生で大切にしたいモットーが増えた。

 

 

また時間がある時、言語化したい感情を綴るので、良かったら定期的に訪ねて読んでいただけると嬉しいです。こんな真面目な話だけじゃなくて、くだらない日々も記録するので。